ひふみ投信に投資した理由
ひふみ投信に投資を始めた時の私の投資家スペックは、日本株のトレードを少し経験した程度で、
『アクティブファンド』と『インデックスファンド』の違いすら理解していない、ど素人でした。
そんな私がひふみ投信に出会ったのはテレビ東京のカンブリア宮殿という番組。
この番組を見て、なんとなく『貯金してるのも勿体無い』し、『積立投資でも始めようかな』って思ったのが、始まりでした。
ひふみはアクティブ投信だった
最初は月に3万円ずつ投資をしていましたが、何だかもの足りなくなって、100万円一括拠出。
その後、積立金と一括拠出の100万円に良い感じに含み益が発生、気分が良くなり再度100万円を投入。
その後も、一括拠出が続き、結果的に計500万をひふみ投信に投じることになっていました。
2018年12月、ファーウェイの副社長がカナダで逮捕されたこともあり、米中関係が悪化、
株価が-20%以上ダウン。評価額も−100万以上になっていました。
評価額が−100万円になって、初めてひふみ投信がどのような投資スタイルか調べました。
驚きにも、500万円を預けているのにも関わらず、ひふみ投信について詳しく調べもせずに、ただ単に大金を投じていたのです。(泣けるくらいバカな行為です。)
投資信託には『アクティブとパッシブ』があり、ひふみは前者ということを評価額が−100万円になった時点でやっと知ることができたのです。
アクティブという事は、ファンドマネージャーの肩に全てが委ねられていると言っても過言ではなく、
市場平均を下回るファンドマネージャーも多いと、チャールズ・エリスが書いた『投資の大原則』にも書かれていた事でキリンの頭はもう真っ白でした。
含み損100万円を抱えている当時のキリンの頭は正常には機能せず、『もう限界』と匙を投げ、狼狽売りしたのでした。
狼狽売りを通じて得た経験
人生最初で最後の狼狽売りをやってしまった当時のキリンですが、実は気持ちは清々しく、全く後悔はしていませんでした。
このまま負けて終わる訳にはいかないと火がつき、狼狽売りに繋がった最大の理由を『知識・経験の圧倒的不足』と分析、
上記3冊の本を読み、米国株投資に出会ったわけです。
失敗から成功に繋げる
私自身、まだまだ投資で儲かった!って声を大にして言えるレベルの投資家ではない事は重々承知していますが、失敗→改善のサイクルを回す事でアメリカ株INDEX投資に辿り着くことができました。
失敗から得た知識や経験を活かし、『投資工程ほぼゼロ』である私の投資スタイルを今後も当ブログで発信していけたらと思っています。