投信ブロガーが選ぶ!FUND of the Year2019のベスト5のうち、4本がeMAXIS Slim系の商品でした。
そこで本記事にその4本の概要を纏めましたので、これから投資を始める方の商品選びの参考にして頂ければと思います。
1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
4位 ニッセイ外国株式インデックスファンド
全世界株式(オールカントリー)
ベンチマーク:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデック
設定日:2018年10月31日
投資対象:日本を含む先進国および新興国の株式等
騰落率:32.8%〜-20.0% 平均値8.2% (2019年9月以前)
※上記年間騰落率は参考情報であり、ファンドの運用実績ではありません。また将来の投資成果を保証するものではありません。
純資産額:30,276百万円
手数料:年率0.1144%
【チャート@2020年6月12日時点】
【トータルリターン@2020年6月12日時点】
S&P500
ベンチマーク:S&P500指数
設定日:2018年7月3日
投資対象:米国株式
騰落率:36.4%〜-14.1% 平均値12.0% (2019年9月以前)
※上記年間騰落率は参考情報であり、ファンドの運用実績ではありません。また将来の投資成果を保証するものではありません。
純資産額:105,417百万円
手数料:年率0.0968%
【チャート@2020年6月12日時点】
【トータルリターン@2020年6月12日時点】
先進国株式インデックス
ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
設定日:2017年2月27日
投資対象:日本を除く先進国および新興国の株式等
騰落率:32.7%〜-19.0% 平均値8.8% (2019年10月末以前)
※上記年間騰落率は参考情報であり、ファンドの運用実績ではありません。また将来の投資成果を保証するものではありません。
純資産額:100,407百万円
手数料:年率0.1023%
【チャート@2020年6月12日時点】
【トータルリターン@2020年6月12日時点】
バランス(8資産均等型)
ベンチマーク:TOPIX、MSCIコクサイ・インデックス、MSCIエマージング・マーケット・インデックス、NOMURA-BPI総合、FTSE世界国債インデックス、JPモルガンGBI‐EMグローバル・ダイバーシファイド、東証REIT指数およびS&P先進国REITインデックスの各対象インデックスを12.5%ずつ組み合わせた合成指数
設定日:2017年5月9日
投資対象:日本を含む世界各国の株式、公社債および不動産投資信託証券(リート)
騰落率:22.2%〜-10.2% 平均値5.6% (2019年10月末以前)
※上記年間騰落率は参考情報であり、ファンドの運用実績ではありません。また将来の投資成果を保証するものではありません。
純資産額:53,282百万円
手数料:年率0.154%
【チャート@2020年6月12日時点】
【トータルリターン@2020年6月12日時点】
現時点ではS&P500の圧勝
各商品の分散度合い、コスト、運用成績、騰落幅、純資産額の評価をしてみました。
◎・・・4点
◯・・・3点
△・・・2点
X・・・1点
【評価】
まとめ
現時点での商品の比較では米国株式(S&P500)が1位となり、投信ブロガーが選ぶ!FUND of the Year2019で1位に輝いた全世界株式が最下位となりましたが、10年後、20年後の結果はどうなるかはわかりません。
直近の10年間は米国株が非常に好調だったので、米国株占有率が高い商品が運用成績、純資産額を伸ばしていますが、
米国経済が翳りが出たり、中国やインドのような成長著しい国が米国を追い抜くことがあれば、
全世界株式がトップに躍り出ることでしょう。
まとめると、現時点では米国株比重が高い商品が高点数となりましたが、
20年、30年後も米国が一人勝ちしているのは言い切れないことを考えると、
分散の効いた全世界株式やバランスを選んでもいいように思えます。